タイズアカデミー

パンツ学

パンツ博士の パンツの話をさせてくれ~!

コラムvol.7 10.05 UP

「敏感肌に最適なパンツとは!?」

どうもです!パンツ博士です。
季節も変わり、コンビニで売っているおでん売り場に丸めた白ブリーフが浮いていると思ったら「はんぺん」でした。それほど、私はパンツのことで頭がいっぱい。

ふと、私は考えました...「肌が敏感な人はパンツどうしてんのや」と。
今回は「敏感肌に最適なパンツ」にフォーカスしてコラムを書きたいと思います。

実は敏感肌に最適なのは綿とポリエステルの素材のパンツ!

アトピー性皮膚炎のユーザーの方から教えていただいた事なんですが、アトピー性皮膚炎や敏感肌の人の肌が一番痒くなる瞬間は風呂上がりの時。なぜかというと汗が出て来た時に体内のアレルゲンが、一緒になって肌の中から出てきてそれが皮膚の表面に付着して滞留した時に痒くなるからです。

今までだと、一般的にそういった敏感肌の人達はコットンを使ったナチュラルなスベスベした、肌触りの良いパンツをはくことでケアしていました。
しかし、それが正解だと一概には言えないことが長年の研究の末、判明しました。
このコラムで私は言わせていただきます。

「実はコットンの生地では汗が外に蒸発せず、滞留してしまうんや!!」

肌触りだけを気にし過ぎた結果、肌触りが良い=生地の目が細かい=通気性が悪い。つまり、最初のはき心地は良いですが、通気性が悪いために汗が蒸発しない状態が続いてしまう。そうすると汗と一緒に外に出ようとしていた「アレルゲン」が滞留した状態になってしまい、痒みが発生して快適な状態を保てなくなってしまうのです。
オーガニックコットンで素材が綿100%だと汗を滞留させてしまいます。出来れば、綿とポリエステルが入った素材のパンツをおすすめします。
この2つが組み合わさった通気性の高いパンツであれば、綿が汗を吸って、ポリエステルで放出するので快適な股間を保つことができるのです。

具体的に例を挙げると「包帯パンツ」は綿65%、ポリエステル30%、ポリウレタン5%で構成されており、編み組織の特性上、一般的に使用されている素材の綿95%、ポリウレタン5%に比べて約7倍の通気量があるのです。汗を綿で吸収し、ポリエステルで発散させる。つまり、アレルゲンをすぐ発散させてしまうので、アトピーの人にとっては快適なはずなんですが・・・・。(これだけは個人差があるので、断言できませんが。。。)

最初のはき心地、肌触りを気にすることも大切ですが、、長時間はくことを想定してパンツを選ぶことがもっと大切な事なんです。
最後に一言「人もパンツも第一印象が大事やけど、そのあとが肝心なんや!!」