タイズアカデミー

パンツ学

パンツ博士の パンツの話をさせてくれ~!

コラム特別編 (後編)11.16 UP

「パンツ博士、半年の密着取材で得たものとは?」

どうも。パンツ博士です。
流行語大賞には今年もパンツ関連の言葉は出ないだろうな…と思っていたら「安心して下さい、穿いてますよ。」がノミネートされていたのでとにかく嬉しかったです。もっと日本中でパンツが爆買いされて日本が1億総パンツ社会になれば良いなと1人で考えていました。
それほど、私はパンツのことで頭がいっぱい。

『TBSテレビ「バース・デイ」アスリート下着屋 野木志郎』

これは10月31日に関東ローカルで放送されたドキュメンタリー番組。

私が長年、様々なパンツを研究するなかで開発した「包帯パンツ」
次に開発に挑んだのが、なぜ「靴下」なのか?
実は、「包帯パンツ」を発売してから、あっちこっちから「包帯で靴下はできないのか?」という問い合わせが殺到したことがキッカケだったのです。

しかし、包帯を「靴下」にしようとすると縫製しなければならず、どうしても形にできませんでした。そこで、たまたま「紙」という素材を手に入れた時に「あれっ?もしかしたら、これで靴下作ったら、何か起こるかもしれへん!」
単にその直感だけで試作を重ねてできたものが、密着で開発の過程を取材されていた「神ソックス」でした。

テレビ番組による半年間の密着。
私はこの密着を通して「ビックリしたこと」と「得たもの」があります。
一番ビックリしたことは早朝。朝早く出勤することが日課の私が、いつも通り朝5時に家を出たら、そこにディレクターが待っていて、「おはようございます!」と一言。思わず笑ってしまいました。
「いくらなんでも密着しすぎや!」
一日だけで19時間の密着。最後のほうはディレクターと兄弟かなと思うくらいでした。
性格も全てわかっていたので、自然体で取材を受けられたかもしれません。

そして今回、長期にわたる密着取材で得たものは、
「貫く通す精神力を持ち続けて初めて壁をぶち破れる」ということです。
はじめは密着取材があるからと必死でしたが、途中からソックスに対する情熱がどんどん膨らんできて、気がついたときにはソックスを極めるくらいになってきました。
思わず「包帯パンツ」を開発した頃を思い出し、もっともっと突き詰めていかねばならないと感じました。やはりパンツについて長年研究してきた経験、パンツにかける想いがさらに私をステップアップさせてくれる原動力となっていることは間違いありません。
「2020年には包帯パンツと神ソックスはいて日本代表を応援するで!」